急性前立腺炎や細菌性慢性前立腺炎は細菌が原因であり、抗生物質で大抵よくなります。
しかし、非細菌性前立腺炎や前立腺痛と言われる症状は、原因がはっきりと分かっていません。
一応今の段階で、原因と考えられていることを書きます。
原因1:細菌によるもの
非細菌性なのに細菌が原因って何それ?と思われるでしょう。
これは、実際には細菌にやられているのに尿に細菌が出てこない。
ということです。
前立腺は抗生物質が届きにくい場所で、細菌をやっつけきれないことがあります。
なので、やや長めに抗生物質を渡されることがあります。
抗生物質はあまり長期にわたって飲むことができないので、
自分自身の抵抗力の方も上げる必要がありますね。
原因2:前立腺が悪い
前立腺がなんらかの原因で正常な状態でなくなっている。
セルニルトンや前立腺マッサージがいいと言われています。
原因3:精神的なもの
原因不明なとき、「気のせいです」とか「ストレスです」と言うのは医者の必殺技の1つですが
実際に精神的な原因で不調になることはあります。
こうなると泌尿器科ではなく精神科の分野です。
カウンセリングや抗うつ剤などを用いるでしょう。
原因4:骨盤底筋の緊張
ここから先は一般的な医者は言わないかもしれません。
対処としては骨盤底筋体操、ウォーキング、漢方薬、鍼灸、カイロプラクティック。
原因5:排尿障害
これも普通の医者は相手にしない仮説です。
対処は自分でやるしかありません。
ノコギリヤシ、大豆イソフラボンなどがよく言われていますね。
セルニルトンや花粉もです。
原因6:神経痛
これらはあくまで仮説です。
前立腺炎を真面目に研究している専門家でもまだ仮説の段階ということです。
ほとんどの医者は「細菌」か「気のせい」のどっちかしか言わないでしょう。